ボートレース江戸川

江戸川

前田紗希が思い出の水面で初優勝!!

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最終日は朝からホーム向い風がやや強く吹くコンディション。序盤は潮も1Mから2M側へと流れていて風とぶつからず、波は立たなかった。ただホーム追い潮に変わるタイミングからは潮と風がぶつかり、大潮ということもあって流れは一気に速くなった。そのため8Rからは安定板が装着され、波高が20cmを超えた10Rからは周回も短縮されてレースが行われた。

優勝戦も同様に2周戦。人気を集めたのは絶好枠の谷川里江。ただ、チルト2度で伸びに特化させて一撃を狙う清水沙樹や、展示タイムトップで、地元初優勝を目指す倉持莉々ら強敵は多く、水面コンディションの悪化もあって、やや波乱含みの様相を呈した。レースは1から4コースまでが0台の早いスタート。スリットから伸びていったのは4カドの清水沙で、1M手前で内3艇を叩いてまくり形に。ただ強引に行き過ぎて、ターンは大きく流れた。イン谷川も抵抗の構えを見せた分、1Mはターンを漏らす格好に。絶好の展開が訪れたのは5コースの前田紗希。まくり差してバック先頭に立つと、2Mも先に回って独走状態。19年12月にデビュー初優出を果たした思い出の水面で、嬉しいデビュー初優勝を飾った。2番手争いは谷川、倉持、清水沙で激戦。最後は谷川と倉持が並走してゴール線を通過し、写真判定の末に谷川が先着した。

勝った前田は14年11月デビューの115期生。通算6回目の優出で初優勝となった。来期は初めてのA2昇格も決めてノリに乗っている選手だけに、今後の活躍にも期待したい。