浜名湖
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永田秀二が冷静なさばきで通算13回目の優勝!!
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優勝戦メンバーでは、松竹大輔が朝のうちからペラ、ギヤ調整と作業をする姿があったが、他の5人は比較的ゆったりと過ごしていた印象。松竹に調整の狙いを聞くと「ピット離れ仕様にしました。他の選手には黙っといてください」とこっそり話してくれた。その松竹は、9R終了後のスタート特訓に不参加。展示まで気配を完全に隠す形を貫いた。
展示では6枠の松竹がピット離れで飛び出してインを奪取。61234カド5の並び。本番でも松竹が飛んでインを奪ったが、新美恵一が大外に回されるのを嫌ってスローへ。堀本和也は少しピット離れで後手を踏む格好となったため、展示とは入れ替わりがあって6125カド43の隊形に。スタートは畑田汰一がコンマ02のトップタイミング。しかし絞ってまくるには至らず、先マイを決めたのは松竹。しかしターン初動で浮いたのが影響して大きく流れた。2コースとなった永田秀二がこれを冷静にさばきバックで先頭に立った。そのまま逆転を許すことなく優勝を決めた。畑田は1Mでまくり差して2番手追走の形だったが、二周1Mで長嶋万記に追いつかれ、次の2Mで外から押さえ込まれるような形となって後退。この際にキャビテーションを起こしてしまい、4番手航走だった堀本にも逆転を許した。波乱の進入となったが、終わってみれば準優を1着で勝ち上がった選手のワンツースリー決着となった。
勝った永田は昨年戸田で行われたGI関東地区選手権以来となる優勝で、通算13回目。当地は2度目の制覇となった。相性が良くて「浜名湖は大好き」と話す永田だけに、今後も当地参戦時は、通常の3割増しぐらいの活躍が期待できそう。