ボートレース浜名湖

浜名湖

吉村誠が力を秘める24号機を獲得!

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前検日の気温は18度。前節の最終日に比べれば低かったが、雨で湿度が90%を超え、気圧は1000hPaを下回り、完全に回転が上がらない条件だった。初日は天候が回復する予報で、前検日は大きく調整を変える選手は少なかった。よって、参考外と思えることが多かった。実際、スタート特訓を終えてから「よく分からなかった」と話す選手は少なくなかった。ただ、実績のある好エンジンを引いた選手からは、良さげなコメントが出ていた。

伸び型の8号機を引いた田路朋史は「乗っている感じが良さそうでした」と笑顔。優勝エンジンを引いた鈴木成美は「乗りやすくて良かったです」と話した。ここ2節、伸びが抜群になる24号機を引いた吉村誠は、直線はそうでもなかったが、「ペラを叩いてターン回りがスムーズでした」といい反応があった様子。パワーがあるエンジンは、悪条件の中でも軽快だった。

ドリーム組では西山昇一が前々節の上位エンジンを手にしたが、前検は「何とも言えないね」と微妙な表情。高野哲史もまずまずの素性を誇る56号機だが「普通で悪くはない」という程度だった。永田秀二有賀達也の同期コンビもパッとせず、地元の長嶋万記も「回転の上がり方が自分の感覚と違った」といまひとつ。絶好枠の土屋智則にいたっては「回転が上がってなくて、起こしや乗り心地に影響している感じでした」と良くなさそう。休み明けで調整、レース勘にも不安があるだけに、出だしで躓かないか心配だ。