星野太郎が通算1500勝を達成！

4日目は朝から強風が吹き荒れ、1Rから安定板を装着。3Rからは周回短縮で行われた。

そんな中でも赤岩善生と菊地孝平はリズムを崩さずまとめて、この同期コンビが得点率1、2位で予選を終えた。トップ通過の赤岩は「出足は上位級」と仕上げており、菊地も「スリットの行き足がいい」と納得の状態。それぞれ準優を逃げ切って、優勝戦での直接対決となりそうだ。

柴田光は4日目8R、ホーム追い風の中で3コースまくりを決めた。後半はスタート遅れで見せ場はなかったが、前半の1着のアドバンテージが利いて3位通過。「乗り心地、レース足がいい」と調整もうまくいっており、準優は1枠で有利に戦えそうだ。

3日目まで3位だった中田竜太は、4日目12Rの1枠で大敗。準優1枠を狙っていたが、一気に6位まで落ちてしまい、準優は2枠で登場となる。安定板がついたことで調整が狂った様だが、「多分、足自体はいい」とエンジンはしっかりしている。「悔しかったし、準優は1着を取りたい」と、勝って優出を狙う。

星野太郎は2Rの1枠で勝ち、通算1500勝を達成。「こんな水面で、最後はこけそうになった。思い出に残りますね」と感慨深そうにしていた。後半も2着でまとめ、準優は3枠となった星野。今節の中ではレース足が目立っており、リズムの良さを考えれば優出のチャンスは十分にある。

なお、今節は帰郷者や事故が続出して、準優ボーダーは5.14まで下降。5.43で予選を終えた中野次郎は「まさか乗れるとは」と準優入りに驚きを隠せなかった。「リズムは悪いけど、乗ったからには何とかします」と話しており、勝負どころで底力を発揮してくるかもしれない。