正月戦を制した菊地孝平が早くも再登場！

厳しい冷え込みだった前節とは違い、前検日は14度まで気温が上昇。もらったままの状態でスタート特訓に出た選手は軒並み「回ってない」や、「重い」とコメントしていた。初日も前検日と同じような予報が出ており、調整を合わせる必要がありそうだ。

ただ、今節は豪華メンバーが揃ったGⅢ戦。調整力達者な選手が多いだけに、大きな心配はいらないか。ドリーム戦メンバーは1枠から菊地孝平、山崎智也、田中信一郎、赤岩善生、中田竜太、中野次郎で、中心となるのは地元の菊地だ。正月戦に続いての参戦で、今節は好素性の11号機とタッグ。調整は掴んでおり、仕上がるのは時間の問題だろう。

山崎は前操者が新ペラのまま叩かずに乗り続けた49号機。感触は微妙だったが「ある意味、叩きやすいから」と前向きに考えていた。田中はあまり参戦することのない当地で「回転が足りてないのは気温のせいなのか、ペラのせいなのかが分からない」と話した。調整のベースがないだけに、乗りながら体感で合わせていく作業になりそう。

中田と中野は好エンジンをゲット。共に前検では「普通」だったが、回転が合えば間違いなく出るはずで注目だ。そして赤岩は早くも整備に着手。前検日は作業終了時間のギリギリまで本体と向き合って、初日も朝から整備室にこもりそうな雰囲気。「良くない」と話していた手応えがどこまで上昇するのか、注目だ。