優勝戦は原豊土と森野正弘の構図！

「静岡朝日テレビ サンライズカップ」は準優勝戦が行われ、1号艇の3連勝で終わった。エース・59号機の黒崎竜也は10R、1M差して2番手を追走しながらも、2Mで大崎翔に差されて3着に破れ、まさかの準優敗退となってしまった。「1番(森野正弘)の引き波に乗ってしまった」と敗因を吐露。「伸びだけでなく、バランスが取れてよかった」と仕上がりは良かっただけに、最終日こそ連勝で憂さを晴らすか。

優勝戦の内枠は準優1号艇の3者が占める形に。中でも予選トップで1号艇をゲットした原豊土と3号艇の森野の足はピットでも評判だ。原は1Mを回った後の加速感が鋭く、バックストレッチで一気に突き放す出足が最大の武器だ。「立ち上がりがすごくいい。仕上がっています」と機力に胸を張る。「ピット離れもいいし、スタートは歯を食いしばって行くだけです」と4度目の地元制覇へレースに集中だ。

一方の森野は対戦相手から「出ている」と評判。伸び型エンジンを出足、回り足も強力にし、バランス良く仕上げた。59号機と同等の機力と見てもいいほどにパワフル。「伸びはずっといいし、行き足も良くて乗りやすい。出足の違和感もなくなったし、トップ級です」と足には満足。「スタートは掴んでいるし、この足ならチャンスです」と当地初となる優勝に意欲を燃やす。