中野次郎が鋭いまくり差しで優勝！！

7日間のロングシリーズとなった今シリーズ。5日目の準優進出戦、6日目の準優戦と荒れた流れとなったが、その中で優勝戦の絶好枠を手に入れたのは地元の川尻泰輔。戸田初Vを懸けての戦いだが、注目はやはり今村暢孝のコース取り。展示では124/356、本番でも同様の隊形でレースはスタート。インの川尻は85m前後の深イン。ダッシュがつかず外枠勢がスリット後に舟足を伸ばす。まくりに出た乙藤智史の動きに乗って鋭くまくり差した中野次郎が一気に突き抜けてVゴール。巧腕発揮で最後は格の差を見せつけた。地元初Vを狙った川尻だったが、深イン克服ならず、3着に終わった。