
浜名湖
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「年度末謝恩!マンスリーBOATRACE杯」は5日目に10~12Rで準優勝戦が行われた。3個レースとも1号艇が連に絡んで優出を果たしたが、11Rの山室展弘はスリット隊形でやや劣勢となり、2コースの秦英悟にまくられて2着。優勝戦は4号艇となったが、「赤番(高勝率機)は力強そう。その次くらいで戦える足。スタートは今節はダッシュの方が行けてる」ならむしろ持ち味を発揮できる位置だ。山室を破った秦は「足は4日目から良くなっています。ターンの抜けを求めて微調整して、準優は行き足が良かった。足は上位の次だけど納得の仕上がりです」と笑顔を見せる。
10Rで優出一番乗りを果たしたのは市橋卓士。チルト0にしてからは伸びは強力。ピットで評判の足を維持しているが、「展示タイムほど伸びなくなったし、周りも出してきたのかな?」とトーンダウン。ただ、「スタートする足がいいし、優勝戦でも戦える足。あとはどこまでスタートを突っ込めるかですね」とスタート一撃も狙う構えだ。市橋に続いて2着は宇土泰就。こちらは初日から出足の良さを発揮。未勝利ながらもオール3連対で優勝戦に駒を進めた。「エンジンは出足型だけど、展示タイムが出てるし出足の延長で伸びもいいのでしょうね」とバランスが取れてきた。「足は上位で何の不安もないし、ペラも少したたく程度でいい。スタートはコンマ15を全速で行って、最後こそ1着を取りたいですね」と一発をもくろむ。
12Rも内枠両者で決着。インの山田祐也がコンマ15のトップスタートから危なげなく押し切り、優勝戦1号艇を獲得、2コースの谷野錬志が差して道中は秋元哲の猛追を振り切り、2着を確保した。山田は初戦から伸びが強力で予選は4勝の活躍を見せたが、「準優も放ってしまったし、(フライングを)1本持ってるから思い切り行けてない」とスタートに課題を残している。さらに「前半(8R)は起こしでついてこなかったし、原因が分からない。ペラの微調整で準優に行ったけど2、3日目の方が感触は良かったですね」と機力にも不満を漏らす。「合えば出足に伸びとトップ級だし、しっかり合わせていく。そしてSに集中します」と気合を入れ直す。
地元勢で唯一の優出を果たした谷野は3日目に転覆のアクシデントがあったが、「準優も足はいい状態でした」と影響はなし 。ただ、「ターン回りが良くなったが、合わせ切れてるとはいえない」と万全の状態ではない様子。「合えばいいエンジンにも負けないくらい。6コースからコンマ10くらいのスタート行きたい」と前節の原豊土に続く地元&23号機連覇を目指す。
6超抜級 | 渡邉 雄朗 山田 祐也 |
---|---|
5上位級 | 山室 展弘 渋谷 正義 宇土 泰就 市橋 卓士 新井 英孝 |
4中堅上位級 | 平岡 重典 坪内 実 金子 順一 井川 真人 新藤 哲三 中村 格 谷野 錬志 秦 英悟 渋谷 明憲 高野 心吾 金子 萌 |
3中堅級 | 富山 弘幸 新良 一規 亀本 勇樹 鈴木 貴司 土屋 太朗 竹村 祥司 佐川 正道 渡 修平 森 仁志 鈴木 賢一 萩原 篤 久田 武 須藤 隆雄 別府 正幸 出畑 孝典 奥田 誠 秋元 哲 小林 文彦 菅 章哉 戸塚 邦好 木村 亮太 松山 靖 川島 拓郎 |
2下位級 | 刀根 辰治 木下 繁美 安藤 裕貴 渥美 卓郎 吉村 誠 武藤 直志 |
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