ボートレース浜名湖

浜名湖

渡邉雄朗の機力が上昇!

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「年度末謝恩!マンスリーBOATRACE杯」は4日間の予選が終了した。予選最終日は雨中の決戦。1Rから激しい星の潰し合いとなり、ボーダーは5.17という異例の低さに。1Rで刀根辰治のまくり差しを2Mで差し返した土屋太朗はこの1勝が効いて、18位で予選突破となった。「本当に(準優に)乗れるの?」と首を傾げた土屋だが、「雨で回転が合ってなかったが、それは周りも同じでしょう。足は中堅上位あります」と。6枠ならコース取りは積極的に動くタイプだけに、「予選の6枠では誰も入れてくれなかったが、準優も1つでも内を取りに行きます」で、進入に注目だ。

予選トップ争いも大接戦。3日目まで単独トップだった山田祐也が1、4着、2位だった山室展弘が2、1着として同率の8.25でフィニッシュ。1着本数で上回った山田が辛くもトップ通過を果たした。後半戦の4着に「スタートもレースも失敗しました」と回顧。「出足も伸びも良くて上位。この足ならもっと(1着を)取らないといけない」と連日悔しい表情を見せる。「足は問題ないのでペラの微調整で。あとはスタートをしっかり行きたい」と、優勝戦1号艇ゲットへ準優は気合の逃走劇を披露したい。

山室は「雨が降るし、気圧や気温も変わるから調整に調整を重ねていく」と前半戦では今節初のチルト0を選択。結果2着だったが、行き足の鋭さが目立った。後半の12Rではチルトをマイナスにしてイン逃げ圧勝。「思ったより流れなかった」と調整の成果は出ており、準優もイン速攻で魅了しよう。

3位通過は市橋卓士。こちらはチルト0を選択してから伸びが強力。ピットでは連日「市橋選手が伸びる」と複数の選手が証言するほどだ。「伸びはいいし、回り足もこれでいいかなというところまできた。妥協できる範囲です」と。課題としていたピット離れは「不安が解消されてきた」と改善。4日目10Rはインから危なげなく押し切っており、準優でも人気に応えたい。

その市橋に挑むのは2号機の渡邉雄朗。前半6Rでは6号艇でチルトを0.5度にはねての出走。4カド市橋のまくりを捕らえることはできなかったが、全速ターンで艇間を割って2着に食い込んだ。「チルトをはねると伸びますね。でも、ピット離れが良くないので0度に戻します」と再調整。後半11Rでは4カドからグイグイ伸びてイン谷野錬志にプレッシャーを与え、まくり差しにチェンジ。バックストレッチで一気に後続を突き放した。「行き足、伸びが良くてトップ級、いや一番いいと思います」と機力上昇に談話の景気もいい。「準優も0度で行きますが、リングを換えることを考えてます」と更なる上積みを目指して本体整備に着手する。

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 渡邉 雄朗 山田 祐也
5上位級 山室 展弘 渋谷 正義 新井 英孝
4中堅上位級 平岡 重典 坪内 実 竹村 祥司 金子 順一 井川 真人 新藤 哲三 宇土 泰就 市橋 卓士 谷野 錬志 金子 萌
3中堅級 富山 弘幸 新良 一規 木下 繁美 亀本 勇樹 鈴木 貴司 土屋 太朗 佐川 正道 渡 修平 森 仁志 鈴木 賢一 萩原 篤 中村 格 久田 武 須藤 隆雄 別府 正幸 出畑 孝典 奥田 誠 渥美 卓郎 秦 英悟 渋谷 明憲 高野 心吾 秋元 哲 菅 章哉 戸塚 邦好 吉村 誠 木村 亮太 松山 靖 川島 拓郎
2下位級 刀根 辰治 安藤 裕貴 小林 文彦 武藤 直志