2日目は「逃げ」決着がなし!

「ヴィーナスシリーズ第7戦びわこプリンセスカーニバル」の2日目は、「逃げ」が1本も決まらなかった。1Rのびわこ幕開け戦では1号艇=インの地元・遠藤エミが1着となったが、決まり手は「抜き」。以降は「まくり」が3本のほかは全て「まくり差し」と「差し」による決着となった。

ただ、それでも配当面では3連単が万舟券となったのは4回だけで、番組的に1号艇が格下選手だったりパワー不足の選手だったりしたこともあるが、いかにもびわこらしい1日となった。

初日連勝発進した三浦永理が5、4着と苦戦し、同じく初日連勝の鈴木祐美子も6着大敗と大きく崩れた。代わって2日目に目立ったのは、同じ3コースからまくり差しを決めた喜井つかさと坂咲友理。ともに前検から初日に比べて気配上昇が窺えた。

主力勢では三浦が不安視された直線の足がやはり物足りなかったのと、前検では軽快に見えた片岡恵里が、初日同様に重苦しい動きだった点が気がかり。エンジン評価では2日目も松本晶恵が文句なしのトップ級だが、川野芽唯がこれに次ぐパワーを見せた。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
松本晶恵、川野芽唯、山下友貴
【上位】
犬童千秋、遠藤エミ、平高奈菜、魚谷香織、稲生夏季、喜井つかさ、坂咲友理、長嶋万記、木村沙友希、鈴木祐美子、鎌倉涼、鈴木成美、後藤美翼
【中堅】
向井美鈴、西村歩、古川舞、片岡恵里、落合直子、白石佳江、三浦永理、原田佑実、浜田亜理沙、小野生奈、堀之内紀代子、竹井奈美、今井美亜
【下位】
中川りな、滝川真由子、高田ひかる