ボートレース桐生

桐生

石川真二が早くも今年V6!!

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気温25℃、向かい風2メートル。絶好の水面コンディションで行われた優勝戦は、1番人気の1号艇・石川真二がコンマ09のSを決めてイン逃げ圧勝。今年6回目、桐生では初めての優勝を飾った。

内志向の石川、江口晃生西田靖が1~3枠に並んだとあって、戦前からコース取りが注目を集めていた。展示は135246の並びだったが、本番は江口がきっちり2コースに入り、3対3の枠なりとなった。ほぼ横一線のS隊形から、スリット後に若干伸びた西田が1M全速で回ったが、出足節一の石川は冷静に1Mを先マイし、そのまま後続艇を引き離して一人旅。今節の走りを象徴する圧倒的なレース運びでVフィニッシュを決めた。2着には西田、3着には道中競り勝った前川守嗣が入線した。

それにしても、今大会は石川の強さだけが光ったシリーズだった。前節、驚異の伸びで周囲を驚かした22号機を誰が引くか? 前検日、関係者の間ではそんな話題が沸騰した。そんな中、22号機を引いた石川は「ひどい。これじゃあレースにならない」と、すぐさまスロー向きの足に大幅シフトチェンジ。結局、伸び強力のパワー機を正反対の出足抜群機に仕上げ、レースでもこれ以上ない結果を出した。さすがは新プロペラ制度以降、絶好調の乗ってる男だ。

余談になるが、本人は「制度が変わって調子がいいって言われたくはない。今年に入ってからずっと調子がいいから」と口にした。その言葉に恥じぬ走りで、見事に今年6回目のV。来年の総理大臣杯の権利をほぼ手中に納めるとともに、この当地Vで宮島以外の「23場制覇」を達成。全場制覇へマジック1となった。