石川真二が予選トップ通過!

4日目も前日に続き、雨が降ったりやんだり。連日のグズついた天候により、相変わらず選手の調整難航は続いた。風はほぼ無風で、水面コンディションは良好。気温は21℃前後だった。

さて、準優勝負駆けの4日目は第3Rで4艇がFを切るハプニングが起きた。その中には準優当確だった岡村仁や、勝負駆けの広次修らも含まれていたため、準優ボーダーは急降下。最終的に5.67の山根大樹が18番目で準優に滑り込んだ。また、機力劣勢だった長岡茂一が足を上昇させ、4日目ピンピン(1、1着)で見事に勝負駆けを成功させた。

そんな中、予選トップは7戦5勝オール2連対という完璧な成績の石川真二だ。出足に関しては他の追随を許さず、4日目もさらに良化させた。準優11Rのイン戦はもはや死角がない。同じく出足強力の松村康太、調整難航しながらも尻上がりに足を良化させた地元の雄・江口晃生もそれぞれ準優1号艇をゲットした。

他の準優組では西田靖の出足と回り足が強め。河合佑樹はバランスが取れて上位級だ。また、伊藤宏は「整備してパワーがついた」と急上昇、原田智和も伸び型でいい足を維持している。

実力者の別府昌樹はやや上昇したものの、最後までペラの調整が合わずに予選落ちとなった。その他、敗者組では杢野誓良の足が目立っている。

エンジンパワーランキング
【トップ級】
石川真二
【上位】
西田靖、河合三弘、杢野誓良、松村康太
【中上級】
江口晃生、鈴木唯由、柴田光、原田智和、宇土泰就、伊藤宏、小川知行、山根大樹、木場雄二郎、金子拓矢
【中堅】
長岡茂一、森竜也、伊藤雄二、汐崎正則、廣瀬将亨、小西英輝、益田啓司、小澤学、広次修、前川守嗣、関根彰人、岡祐臣、杉山裕也、、岡村仁、渋谷明憲、野村誠
【下位】
米田隆弘、別府昌樹、川崎誠志、森下祐丞