ボートレース蒲郡

蒲郡

近況の好調さそのままに、平石和男が展開をものにしてV!!

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菊地孝平のピット離れが強めだったが、出きるほどではなくスタート展示通り枠なりの3対3の進入となった。9戦7勝で1番人気を背負った石橋道友が、準優同様にインで立ち遅れた。約一艇身のリードから先にまくったのは峰竜太。だが、1マークは艇の返りが甘く流れ気味に。トップスタートを決めた菊地が差しに構えようとしたが、インの石橋が入れ替わって差し場を封じた。

そんな横をスリ抜けたのが平石和男平本真之。内の平石がスピードターンで追いすがる平本を振り切ってVゴール。平本の蒲郡初優勝は次回以降のお預けとなった。

優勝した平石は準優後のインタビューで「キク(菊地)が行ってくれればチャンスがある」と話していたが、優勝後には「差しには違いなかったけど展開は違っていたね」と苦笑い。「今日は本体を割ってリングを交換。伸びはピークより落ちたけど乗りやすさは一番だった」と“差して勝つ”イメージを大切に乗り心地を重視して正解を生んだ。

「今は調子がいいしこれを落とさずに走りたい」と満面の笑顔で蒲郡を後にした。