~実況アナの穴目八目~

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寺田祥】<!--

寺田祥】-->

厳しい暑さの中で、激戦ラッシュだったBOATRACE 若松「第63回ボートレースメモリアル」は、いよいよ明日(27日)優勝戦が行われます。

そこで、恒例となりました私・小林アナのボートレースメモリアル優勝戦展望をお送りします。

メンバーは、①寺田祥白井英治平本真之森高一真田村隆信前田将太。前回の当地のメモリアルでSG初制覇を飾った白井選手が、今回の優勝戦も同じ2号艇になり、ポールポジションの1枠には圧倒的な機力でどんな相手もねじ伏せて勝ち上がった寺田選手が座ることになりました。

もし、進入が123/456の枠なりに収まったら、寺田選手がよっぽどスタートで後手を踏まない限り、輝くVロードを一気に駆け抜けると確信します。穴党ファンに推奨したい狙い目を紹介するのは私の使命だと思っていますが、コース取りで動きがない状況だと、寺田選手の軸不動と言わざるを得ません。

一方、寺田選手の相手は準優の10レースで万全の体制をアピールした平本選手。道中の堅実な運びもさらに充実感が増し、白井選手よりも評価は上見ました。

そこで、私・小林アナの狙い目は、配当が期待できない123を敢えて外し、1-3-流と1-456-3の7点を挙げました。

さて、ここで注意点があります。個人的には嬉しいのですが、SG復帰戦となった徳島支部のエース・田村選手が優勝戦に駒を進めました。もし、寺田選手が敗れるとすれば、田村選手の動向が鍵になってきます。敵が一瞬でも隙を見せれば、必ず弱点をついてくるのが田村選手です。オーソドックスな戦法としては前付けになると思いますが...。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。