~実況アナの穴目八目~

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川野芽唯

今月は、春の高校バレー千葉代表決定戦の実況や来年開催の「オーシャンカップ」と「レディースチャンピオン」のFacebook更新業務が続いて、「どれだけ新幹線や在来線の特急に乗っているのだろう?」と考えると、頭が痛くなってきます。

さて、2015年(平成27年)も残り1ヶ月半となりました。年末のグランプリ(開催場・BOATRACE住之江)とクイーンズクライマックス(開催場・BOATRACE福岡)出場権を巡る戦いは、いよいよ佳境に入ってきます。

特に、クイーンズクライマックス出場の12名に入る攻防は、想像以上の厳しさが見られます。現在開催中のBOTARACE三国「ヴィーナスシリーズ第8戦 三国プリンセスカップ」出場メンバーの中にも、レディースチャレンジカップにいいリズムで臨みたいと思っている選手が多くいます。

特に、ボーダーライン下の13位につけているのが川野芽唯選手。「芦屋でレディースチャンレンジカップ、福岡でクイーンズクライマックスがあるので、余計に力が入ります。それに、(平高)奈菜ちゃんがトップを走っているし、(鎌倉)涼ちゃんもよほどボーダーラインの下からレディースチャレンジカップの優出選手が出ない限り、12人には残れそうなので、私も一緒にクイーンズクライマックスに出場して、同期(100期)3人で同じ舞台で戦いたい気持ちはとても強く持っています」

川野選手は明日の準優勝戦、11レースの4号艇で登場します。1号艇には、2代目クイーンズクライマックス覇者・平山智加選手。女性レーサー同士の闘志のぶつかり合いが見られることは間違いありません。川野選手を軸に舟券戦術を組み立てると、思わぬ高配当を掴まえられるかも!!是非、明日の川野選手が出場するレースは見逃さないで下さい。

もちろん、クイーンズクライマックス出場権争いと同時に、グランプリ18選手の枠を巡る攻防も気になって気になって、仕方がありません。私は福井支部の今垣光太郎選手と中島孝平選手が、2人揃ってグランプリの出場権を奪取して、5年前の再現を披露してくれることを夢見ています。年末はワクワクしながらボートレースを楽しみたいものです。

小林習之

1969年滋賀県大津市生まれ。千葉大学法経学部経済学科卒。1991年に三重テレビのアナウンサーとして入社。1年目に、津ボートレース展望番組「津ボートレースアワー(現・ボ〜っト見せちゃいます。津ぅ)」のMCを担当したのがボートレースとの出会い。1994年にフリーアナウンサーに。テレビ埼玉「レースダイジェストBACHプラザ(現・BACHプラザ)」総合司会やBOATRACE戸田の実況が本格的な公営競技アナウンサーのデビュー。ボートレースの師匠は、スポーツ報知若松担当の井上誠之記者(師弟関係は27年)。また、ボートレース以外はオートレース、高校スポーツ(野球・サッカー・ラグビー・春高バレー)、プロ野球、Jリーグ、海外サッカー(オランダ・ポルトガル)などの実況をこれまで担当。2019年1月、BOATRACE三国の正月開催「初夢賞」をもってレース場メイン担当のアナウンサーを引退。現在は、有限会社アップライトの経営者として後進の指導を中心にあたる。