菅章哉
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唐津

チルト3度の菅章哉にGI初Vの大チャンス!/唐津全日本王者決定戦

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ボートレース唐津で開催しているGI「全日本王者決定戦 開設70周年記念」は30日に最終日を迎える。

5日目の西山貴浩は5R1号艇。3日目からの大敗で準優入りを逃してしまったが、絶好枠とあって意地でも逃げ切りたい一戦だった。しかし、結果は2コース三嶌誠司のまくり強襲にあって3着。中盤以降はややパワーダウン気味ではあるが、「舟が返ってこない。出足がない。でもスリット近辺はいい。今後も(GIが)続くので、しっかり調整したい」と前を向く。最終日はターン回りもしっかり来させて、今後の調整の礎となる方向性を見出したい。

準優勝戦10Rは濱野谷憲吾が人気に応えてイン逃げを決めた。通算99Vで、優勝なら区切りの「100V」達成となる。9月の常滑周年ではGI23度目の優勝を飾るなど、賞金ランクは7位。50代を前に、「さばき」は一級品だ。当地では2021年3月26日の一般戦を勝ち、24場制覇を達成しているが、「100V?そんなことは考えずに走るよ」と、いつも通りの自然体で頂点を目指す。

準優勝戦11Rは菅章哉がまくりで圧倒。チルト3度はライバルが真っ青になるほどの威力で、優勝戦も注目が集まる。「前回の三国周年よりも、パンチがある。水面とかトータルで考えてもチャンスはある。相手は峰竜太さん。一番やりがいある相手。いいレースをしたい」と最後もチルト3度で臨む構え。GI3度目の優出で初Vの大チャンスが訪れた。

優勝戦の出走表はこちら 唐津12R