濱野谷憲吾が首位を守り抜き予選トップ通過/常滑トコタンキング決定戦

ボートレース常滑のGI「開設70周年記念競走トコタンキング決定戦」は4日が準優勝戦日。 4日間の予選が終わった。結果、予選トップ通過を決めたのは濱野谷憲吾。「チルト0度だと回ってきたね。マイナスにしようかな。足は問題ない。行き足も悪くないです。4日目後半は放ったけど、S勘自体は合っていると思う」。完調宣言は出ていないが、水準以上には仕上がっている。

2位は中田竜太。予選ラストの1号艇は3着に敗れた。「伸びはいいけど、内から行く感じではない。直線はいいけど回転が上がり切れていない。道中で競る感じではない。微調整をして対応をしていく」。準優も1号艇、同じ失敗は繰り返さないだろう。

「1号艇？ラッキー」と笑顔を見せた森高一真が3位通過。「足は悪うないよ。目立つところはないけど。回転を上げていって、何とかいける感じ」。60号機を思うと強烈という感じになっていないが、それでも上位の一角に入る足だろう。

常滑Wエースの磯部誠、平本真之は4位、5位で惜しくも1号艇は逃した。それでも共に予選ラストで白星を飾って気持ち良く準優へ臨める。「3日目は乗りづらかったが、ペラで乗りやすくなり足もいい状態で行けました。足は全体的に良い感じですよ」が磯部。平本は、「直線は微妙だけど、スムーズさがあったし体感は良かった。こっちの方がいいですね。2枠になったし、こんな感じで行きます。あとは冷静に回れれば。Sは勘より全然遅い。早く仕掛けて様子を見ながら行くかも。最後までしっかりペラは調整します」。両者、地元の記念で優出が最低ノルマだ。