白井英治
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常滑

白井英治と島村隆幸のデッドヒートは白井に軍配!/常滑トコタンキング決定戦

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ボートレース常滑のGI「開設70周年記念競走トコタンキング決定戦」は1日に2日目を迎え、12R「2ndドリーム」は手に汗握る熱戦となった。人気の白井英治がトップSから逃げ態勢に入るも、島村隆幸が2コースから鋭く差してBSで迫る。島村は白井に舳先を掛けて2マーク先マイ。白井は差し返すも届かず、島村が首位に立った。しかし白井は諦めることなく島村に食らいつき、並走状態で迎えた2周1マーク。今度は内から白井が先に回り、逆転に成功した。「いや、みんなも出てるね。自分も悪くないと思っていたけど、島村選手が出ていたし相手との比較でね…。(2連対率)20%台のエンジンというのが出ているのかな。乗り心地は許容範囲だけど、もう少しペラをやります」と、改めて足の差を痛感した様子だが、それで折れる白井ではない。調整を続けて、機力の上積みを図る。

一方、悔しい2着に敗れた島村だが、今年は記念2回を含めて8Vと旬の選手。今節もその勢いをヒシヒシと感じる。「足はいいので、ペラが開いていなければ大きなことはしない。出足寄り。BSで伸びたのは舟が乗った分ですよ」と話す。ちなみに、菅章哉が「伸びはいいけど、島村の方が自分よりさらに少し伸びる。島村も出ていると思いますよ」と話していた。チルト3度の管にそこまで言わせる島村の伸びはどれだけ強力なのか、3日目以降も目が離せない存在だ。