白井英治
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常滑

GI復帰戦の白井英治は低調機で苦戦を強いられるか!?/常滑トコタンキング決定戦

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ボートレース常滑のGI「開設70周年記念競走トコタンキング決定戦」は30日が前検日。 当地の常駐記者は2人。いつもさみしくピット取材をしているが、さすがビッグレースである。GIの前検日ということもあってか記者にカメラマン、さらにJLCスタッフまで合わせれば20人近くの人がピットで働いていた。

ひとまず地元勢は置いておいて、今節の目玉は馬場貴也白井英治だろう。馬場は昨年の当地SG(ボートレースダービー)覇者であり、直前のSG(メモリアル)も勝っている。白井は昨年のグランプリ覇者であり、今節がGIの復帰戦である。馬場は前検の気配はピリッとしなかった。「行き足のところは回転上がってなかったが、伸び切れば一緒。ペラが自分の形と違う形だったので、ペラ叩いて回転を上げてどうか。常滑は好きな水面なので頑張りたい」とまずはしっかり合わせることに専念する。一方の白井も2連対率26%台の下位モーターを引いてしまった。「(前操者は同じ今村豊グループの後輩・末永祐輝)末永から話は聞いてきた。「出ていなかった」って言っていたね。でも直線で下がるようなことはなかった。出足はまだ合わせていないので分からない。ちょっと本体整備も考えていきます」と。記念復帰戦で楽なシリーズとはいかないか。

前検で伸び気配を口にした中田竜太松田祐季にも注目。中田は、「そのままいったけど、ちょっと伸びましたね。ターンはすごく重たいけど、足合わせでも特訓でも伸びる感じがあった。どれぐらい使える伸びかはレースしてみないと分からないけど、一回レースしてみてもいいかな」。一方の松田は、「伸びはボチボチですね。乗り心地は少し良くない。S練習はよく分からなかったけど、足合わせした感じは少し伸びていく感じはあった」と。伸びと言えば菅章哉も欠かせない。「班での比較は一緒ぐらい。前検はチルト0.5でいった。出ていく感じはなかったです。下がることはないけど、人と一緒では勝負にならないので…。まだまだやるべきことがいっぱいある。もちろん伸びを求めていくけど、それは引退するまでずっとです」。どこまで伸びを出してくるか楽しみだ。

1stドリームの出走表はこちら 常滑12R