広島の若手成長株・浜先真範が得点率首位

ボートレース江戸川では26日に「月兎ソースカップ」の予選2日目が争われた。初日メインレースを制して注目を集めた荒井輝年だったが、2日目のイン戦は同支部後輩の長谷川雅和に3コースからまくり差されて3着。得点率は5位タイに後退してしまった。

ポイント上位争いは接戦となっており、トップに立つのは2勝マークの広島の若手成長株・浜先真範。「S特訓や試運転では良かったけど、本番は回転不足で重かった。でも、悪くはない。伸びは上の人がいて中堅くらい」と低調機の調整に手を焼いているが、新期勝率7点と切れ味を増したレーススキルで場内を沸かせている。3日目は5、1枠で、白星の追加にも期待できそうだ。

浜先に続くのは中澤和志。2日目10Rでは先行艇のF退きで繰り上がり、今節初白星をマークした。「悪くはないけど、良くもない。もう少しスリットの行き足がついてくれれば…」と、こちらも足の仕上がりには思案顔だった。

パワー面ではその下の渡邉俊介と長谷川が上位。特に渡邉は「いつも負ける伸びでもやられないし、バランス的に足は上位と言えますね」とレース足にも自信を見せている。

一方、意外な苦戦を強いられているのが、前回当地戦で優勝を飾っている佐藤隆太郎。相棒は前節の優勝機だが、「足は間違いなくいいけど、調整が合っていなくてレースがしづらい。操縦系を求めて調整」と体感がイマイチ。得点率は13位タイで、3日目7R4枠戦は一日早い勝負駆けとなりそうだ。