中田元泰と畔柳俊吾が抜群機をゲット

ボートレース下関の海響ドリームナイター「創刊75周年記念スポニチ金杯争奪戦 準優進出バトル」は、3日から9日までの7日間開催。注目のエンジン抽選では、中田元泰と畔柳俊吾が抜群機をゲットした。中田は伸びに定評のある19号機で、前回の村田浩司は伸びが節一だった。中田は「起こしがこなくて、ダッシュのスタートが届いてなかった。走り出せば直線はいいのかも。回転が足りてないのでペラ調整する」と話していた。前検は台風の接近に伴い気圧がかなり低く、中田以外からも「回っていない」という声が多く聞かれた。初日の動きに注目だ。

畔柳は前回使用者の木山和幸が活躍した47号機。「ペラはそのままで悪くはないと思う。このまま行くかどうかは初日の朝に乗ってから考える。他の人にいいねと言われた」と手応えはまずまず。47号機は出足、回った後がパワフル。こちらもレース本番で真価を発揮するのではないか。

主役の深川真二は中堅上位の40号機。「回る形のペラなんだけど、全然回ってなかった。たぶん湿気のせいだと思う。班では小畑実成さんが出ていたが、他とは変らなかった。少しずつやっていく」とコメント。ドリーム戦は強力機不在だけに、インからきっちり逃げるだろう。

他のドリーム組では市川哲也が劣勢で、「これは壊れている。1周するまでもなく、おかしかった。ペラをしたけど変わっていない。整備をする」とエンジン本体を整備する考え。レース本番の気配をしっかりチェックしたい。金子拓矢は当地巧者だが、前検気配は平凡。舟足については「足も体感もあまり良くなかった。ちょっと下がっている。ペラは前操者のまま。見てみます」と話していた。