中田元泰が評判通りのモーターパワーで連勝発進

ボートレース下関の海響ドリームナイター「創刊75周年記念スポニチ金杯争奪戦 準優進出バトル」は3日に開幕。エース候補の19号機に乗る中田元泰がまくりと逃げを決めて連勝スタートを切った。

君島秀三と小畑実成は2連対スタート。君島は「前検の感触がなかった。少しやられ気味だった」と足はあまり良くない。一方の小畑は残りくじで好エンジンをゲットした。初日4Rは大外だったが、5コースの畔柳俊吾がまくりに出たことで流れが向いた。エンジン抽選といい、レース内容といい、今節は流れがいい。

注目の初日ドリーム戦は、金子拓矢が鮮やかなまくり差しで快勝。当地は得意水面で2日目以降も楽しみだ。また、1号艇で人気の深川真二は道中逆転で2着に入った。

前検気配が悪かった市川哲也と堀本和也は本体整備で上積みに成功。市川は「前検日はどうなるかと思ったけど、シャフトを換えて別物になっている。後はペラをしっかり合わせてレースするだけ」とコメント。堀本も「セット交換で良くなっている。ターンの返りが良かった。でも、道中は谷野錬志さんの方が良かったし、追いつかれていた。出足、行き足が欲しいですね」と中堅くらいにはなっている。

重富伸也は初日、チルトを3に跳ねて見せ場を作った。7Rは鋭いまくり差しで白星をゲット。「伸びはいいですね。初日にここまで伸びが仕上がったのは初めてかも。調整の方向性が合っていたんでしょうね。回り足も悪くないけど、重さはある。今節は外枠ならチルト3度、1～3枠ならチルトを0.5度にしてコースを主張しつつ、伸び型で行くつもり」と話していた。