寺田祥がやはりシリーズリーダーに

ボートレース下関の海響ドリームナイター「オープン4周年記念モーヴィ下関杯 GW特選」は4日、準優3番をメインに4日目を開催する。

準優の1号艇をゲットしたのは9R佐々木完太、10R柳生泰二、11R寺田祥の地元山口支部の3人。予選を3位でクリアした佐々木完は、得点率で森野正弘、海野康志郎とともに3位タイだったが、上位着順差でポールポジションを手に入れた。「足はいいけど前半1Mのターン回りは何かおかしかった。落とし過ぎたのかも。ペラは何もしていないけど、このペラは前回事故の影響か、大きく曲がっているんですよね」とコメント。足自体はいいが、ペラに気になる点があるようだ。

予選を2位でクリアしたのが柳生。特に良いのは伸びで、足は上位の一角。「2日目は伸びが良かったけど、出足が甘かったのでその辺を意識して調整した。良くなっていて悪くはないけど、現状はバランスが取れて特徴がない。きゅーんていう出足があるわけじゃないし、出て行く伸びでもない。特徴を追い求めたい」と話していた。ペラが合えば伸びは間違いない。

シリーズリーダーとなったのはやはり寺田祥。勝率のないエンジンだが、足は問題ない。むしろいい。「足は全部いいですよ。乗り心地も悪くない。ただ、3日目は回転が合っていなかった。Sはそれなり。回転を合わせていく」と強調していた。 準優は地元支部がしっかり逃げそうだ。

地元ベテランの田中浩之が16番目で準優入りに成功。エンジンは抜群の仕上がりで「足はいいです。満足してます。行き足がいいので伸びられることはない。スローからでも余裕がある。ターン回りもいい。自分はいつもタイムが出ないけど、今回はタイムも出ている」と47号機を絶賛していた。

堤啓輔はペラ調整が見事にはまり、機力が急上昇している。「足はいいですよ。初日と比べると別物」と話していた。