勝負駆けで注目は重冨勇哉

ボートレース下関の海響ドリームナイター「オープン4周年記念モーヴィ下関杯 GW特選」は3日、3日目が行われる。

優勝候補筆頭の寺田祥が得点率首位を快走。2連対率17％のエンジンだが、初日からオール2連対をキープしている。2日目12Rはスタートで後手に回ったが、5番手の位置から強烈な追い上げて2着に食い込んだ。レース足は軽快そのもの。「1走目はターン回りに違和感があったけど、水をつかんでくれている。直線も悪くない。足は問題ない。トルクがあるし、本体はいいと思う」と話した。

伸び抜群の柳生泰二が2位につける。「前半のスタートは少しもんだ。足はだいぶ良くなった。伸びが良くて出足は普通。出足は乗り方でカバーしたい。乗り心地は合っていない。バランスを取るよりは、伸びがいいのでこの伸びを活かしていきたい」とコメント。後半のイン戦は危なかったが、人気に応えた。

福岡支部の大場広孝が初日からオール2連対で3位と健闘している。「バランスがいいですね。下がることはないし、回った後に押してくれる感じが出てきた。焼きを入れてペラも動かなくなった」と、機力には納得しているようだ。

地元期待の新鋭・佐々木完太は2日目連勝で4位タイに浮上。「2走ともいいスタートが行けた。足は全体的にいいと思う。ピット離れも良かった。乗り心地も悪くない。微調整で」と強調していた。

勝負駆けで注目は重冨勇哉。1着勝負と条件は厳しいが、「前半は結構良かったですね。乗り心地が良くなって、足もいい。どちらかといえば伸びの方が良くて、出足はそれなりの感じ」とパワーはある。出番は7Rだ。