ドリーム組では原田篤志、佐々木完太が好気配

海響ドリームナイターのボートレース下関「オープン4周年記念モーヴィ下関杯 GW特選」は1日から5日まで5日間の日程で開催される。当地のエンジンは更新してまだ5節目。使用期間は短く、数字はまだ参考程度でしかない。主役の寺田祥は2連対率17.3％のエンジンを引いたが、前回使用した村松栄太は上位級のパワーを誇った。素性は悪くなく、むしろいいとみる。寺田祥本人は「足はまだはっきり分からない。前検は特訓のスタート練習3本だけ。まだターンをしていないので」と名言を避けた。メインのドリーム戦はイン逃げに期待だ。

ドリーム組では原田篤志が好気配。「今節はやれそうな感じがする。出足がいいし、前回の下関、そして前節まるがめではぼろを引いていたので体感がめちゃいい。好きな感じ。ペラもイメージ通りだった。伸びは変わらない」と笑顔で話していた。前検一番時計の佐々木完太も悪くなさそうで、「ちょっと出足に重さがあった。エンジンもボートもパーセントがない。直線は変わらないけど起こしが悪い。ペラを見てから調整する」とコメント。タイムは出ていたが、手応えはそこまでいいとは言えないか。

一方、柳生泰二、海野康志郎はイマイチで、海野は本体整備も考えている。「これはダメな気がする。いい感じはしない。特訓では1本目だけ一緒だったけど、2、3本目は遅れてしまって比較は分からない。整備をやると思う」と強調した。 女子で期待の清水愛海は素性の悪そうなエンジンを引いてしまい「前に押してくれる感じがない。伸びもない。ターンは福山さんに1艇身やられた。何か考えます。まずは師匠の原田篤志さんに相談」と肩を落としていた。前検タイムはそこそこ出ていたので伸びは悪くなさそうだが、出足の上積みがあるかどうか。

今節はGW開催。いつもならいいエンジンが使用されるのだが、今節は42号機など抜群のエンジンは格納されている。