ドリーム戦は寺田祥がイン逃げで快勝

ボートレース下関の海響ドリームナイター「オープン4周年記念モーヴィ下関杯 GW特選」は1日に開幕した。連勝者は不在で、寺田祥、森野正弘、木場雄二郎が2連対にまとめた。ドリーム戦をイン逃げで制した寺田は2連対率の低いエンジンだが、「ペラはもう叩いた。足はいいと思うけど、ターン回りにちょっと違和感がある。行き足はそれなり。ペラだけ」と中堅は十分。

森野はドリーム戦でアウトから2着に食い込んだ。「ペラは自分の形に叩き変えた。前半はスタートを放ってしまったけど、伸びていく雰囲気があったし、攻めて行ける感じがした」と、ストレートの良さを強調していた。

ドリーム組以外では井本昌也と重冨勇哉の気配がいい。7月から初のA1昇格を決めている井本は「ちょっと回りすぎの感じはあるが、足に関してはいい方に作用している。ターン回りで押す感じがあって行き足にもつながっている。乗り心地に少し影響はあるけど足がいいので、ひとまずこのままで」とコメント。近況好調で目が離せない。

下関出身の重冨はホームプールで大暴れの予感。「足はいいと思うけど、乗り心地が合っていない。初動で舟がバタバタしたり、抜けの部分がもうちょっと。ペラ調整だけやります」と、合えばさらに良くなりそう。

6枠1回走りの末永祐輝は3着の船出。「足はいいと思うが、調整がバチッと合っていなかった。特訓の感触は良かったが、本番では湿気が出たのかズレていた。それでも全体的に悪くない足」と話していた。