平和島
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浜田亜理沙の優勝で幕を閉じた今節/平和島ヴィーナスシリーズ第2戦
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今節はSGの優勝エンジンが勝浦真帆の手に渡ったのに始まり、上田紗奈にF3の重荷を抱える中田夕貴や新人の大廣咲季ら、準主力や伏兵格が評判機を手にし、前検日から荒れるシリーズを予感させていた。勝浦、上田は準優出を果たし、大廣は水神祭に加え2着2本、中田も4日目以降は連日舟券に貢献し、最終日には差しを決めて万券を提供するなど上記の選手らもは実際に活躍を見せた。
対照的に地元の顔役である倉持莉々や藤原菜希は調整に苦しみ続け、準優出こそ果たしたがともに優出はならず。チルト3度で昨年ブレークした堀之内紀代子も本来の走りをできるほどの仕上がりとはならず、ノーマル仕様でしのぐ姿も多かった。
シリーズ序盤は大山千広が4連勝を挙げるなど台風の目に。しかし、大山が3日目6枠に泣いて大敗を喫すると、同支部の深川麻奈美が一時得点トップ逆転。このまま福岡勢によるデッドヒートになるかと思われたが、深川は4日目に5、4着と大きくポイントダウン。最終的には予選7走で3勝2着3本とほぼオール連対の活躍を見せた廣中智紗衣がトップ通過を果たした。
準優は全てイン逃げで決着し、ファイナルに並んだのは1枠から廣中、細川裕子、大山、浜田亜理沙、金田幸子、平田さやか。結局は勝つべき選手が勝ち抜けていった印象だ。廣中も仕上がりは良好で、昨年2月以来2度目となる当地Vへの期待が高まったが…優勝戦は大山が作った展開を突いた浜田がまくり差しで制して決着。浜田の優勝は通算では8度目で当地では初。早くも今年3回目の美酒を味わうこととなった。
また、今節は初日に高憧四季、塩崎桐加が不適格な航法のため即刻帰郷。フライングも節間で計7本出るなど事故も多発。先述の大廣の水神祭と合わせ、良くも悪くもトピックが多いシリーズとなった。
優勝者コメント・浜田亜理沙
「(今年3回目の優勝)とても嬉しいです。(1Mは)上はないと思ったのでどこか開かないかなと思っていきました。ターン回りがきた感じがして、優勝戦は直線も良かったと思います。リズムはいいと思う。(ファンに向けて)たくさん応援ありがとうございました。今年は優勝回数をたくさん増やせるように頑張ります。応援よろしくお願い致します」