平和島
平和島
準優は1枠勢が全勝、廣中智紗衣は優勝へ王手/平和島ヴィーナスシリーズ第2戦
{{ good_count }}
この記事は最終更新日から1年以上が経過しています。
ボートレース平和島「マクール杯 ヴィーナスシリーズ第2戦」は20日に最終日を迎え、優勝戦が行われる。
主役が日替わりなら気象条件も日替わりという今シリーズ。5日目は夏日近くまで気温が上昇。初夏の空気を満載した追い風が水面上を流れたが、これは強風と化す場面がなくレースコンディションは上々。しかし、穏やかな天候とは裏腹に準優までのレースは荒れ模様に。先行位置を争う選手同士が折り合いを欠いてこれが道中での大逆転劇を誘発したり、また、高い事故点を抱え本来なら無理はしないと考えられるような外枠勢の差し浮上といった想定し難いパターンも多く、その時は穴党の懐が潤おうこととなった。
荒れたムードは主力メンバーが集まる準優では一変してレース内容的にも秩序が取り戻され、そのことはイコール、好枠勢の台頭をうながす要因として強く効力を発揮した。ただ1つ、10Rではチルト3度に跳ね上げた堀之内紀代子がまくりを仕掛け大山千広に迫る瞬間があったが、大山は落ち着いたインさばきを披露。堀之内は飛んで圏外へと去った。
11Rでは細川裕子が、12Rでは予選トップの廣中智紗衣がそれぞれ3コースの全速をいなして逃げ切り勝ちに成功。浜田亜理沙や金田幸子らも準優好枠を活かして2着入線を果たし、ベスト6強の名前を見ると役者がそろったという印象を強く受ける。廣中は、昨年2月に当地で開催されたヴィーナスシリーズでも優勝しており、験のいい水面、大会でその時以来となる通算8回目の優勝を目指す。勝った昨年大会では田口節子という強力なライバルの2コースまくりを受けたが、廣中はこれをギリギリ受け止めて勝利している。粘り強い道中戦で着を押し上げ、少しずつポイントアップを果たして6強の最良枠を手にしたという点は、昨年と同じだ。不安視されたスタートについてもここ2日はしっかりと決まっており、優勝戦もスタートという課題克服に全力を挙げて取り組み、持ち前の粘っこい走りを貫徹しながらVゴールを目指す。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
5上位級 | 廣中 智紗衣 |
---|---|
4中堅上位級 | 土屋 千明 深川 麻奈美 浜田 亜理沙 後藤 美翼 高石 梨菜 勝浦 真帆 大山 千広 寺島 美里 中田 夕貴 下野 京香 中村 かなえ 上田 紗奈 山崎 小葉音 大廣 咲季 |
3中堅級 | 田村 美和 永井 聖美 茶谷 桜 金田 幸子 鈴木 成美 平田 さやか 大澤 真菜 樋口 由加里 坂 咲友理 中澤 宏奈 藤原 菜希 土屋 実沙希 大橋 由珠 梅内 夕貴奈 飯塚 響 神里 琴音 刑部 亜里紗 山田 理央 松田 真実 |
2下位級 | 堀之内 紀代子 細川 裕子 稲生 夏季 清水 沙樹 倉持 莉々 孫崎 百世 安井 瑞紀 大石 真央 佐藤 ほのか |