ドリーム戦は馬場貴也がインから圧勝

ボートレース常滑「スポーツニッポン杯争奪第39回英傑戦」は10日に開幕した。

初日メインの12R予選ドリーム戦は、人気を一身に集めた馬場貴也がインからコンマ05のトップSを決めて逃げ圧勝。前半は3コースからのまくり差しで、初日は期待通り連勝ゴールを決めている。「Sで様子を見たけど、先に回れたので足は満足してます。あとは安心して回れるグリップ感が欲しいですね。でも、昨日の重たさは解消できている。気温が高いのでみんな上げる方向でいってると思うけど、その中で回り足なんかはまずまずいい方向にいってる」と仕上がりも十分に合格点が付けられる。このままシリーズを引っ張る存在になるだろう。

外マイ握った河村了がドリーム戦2着。「着が取れたのは良かったけど、スリット近辺は劣勢でしたね。なんとか持たせたけど…。かといってグリップも強力ではないし、チルト0度で調整することも考える」とこちらは要調整のようだ。

一方、予選組ではチルト3度の都築正治が強伸びをアピールした。「3度をやったことがないので分からない。伸びてるはいるけど、どれぐらい伸びればいいのかが分からない。朝も出て行ってるけど、それで勝てるかと言われたらそうでもないし」と。本人は判断をしづらい状況も、見た目には伸びは別格の存在。2日目も3度でいくなら主役の座を奪っても不思議はない。他では小山勉が2走2連対、高橋英之と野末智一が2走3連対と好スタートを切った。