ドリーム戦は吉田拡郎がイン逃げで快勝

海響ドリームナイターのボートレース下関「西日本スポーツ杯」は25日、時折雨が降る中で開幕。連勝者は不在で、谷村一哉と小林遼太が2走2連対にまとめた。地元の谷村はドリーム戦で逃げる吉田拡郎に差し迫って2着。馬野耀が初優勝を飾った52号機は全体的に良さそうだ。「前半はもらったまま行った。足は悪くない。回り足はかったるさがあったけど、進んでいる。エンジンはまずまず」と話していた。小林遼はF持ちでスタートに死角はあるが、「タイムが出ていたし、直線は悪くない。前半は合ってなくてターン回り、乗り心地はズレていた。エンジンはいいと思う」と足はまずまず良さそうだ。

メインのドリーム戦は1号艇の吉田がイン逃げで快勝。前半はスタートして伸びたが、展開がなく3着だった。「ペラはそのままいっている。伸びはいいと思う。出足の瞬発力はないけど乗りづらさはないので、いいところを活かしていきたい」とコメントしていた。

他では大阪支部勢がペラに正解を出している様子。特に井上一輝と上田紗奈は気配が良く、ともに周回タイムで35秒台を叩き出した。井上一は「新品リングを入れてローテーションをした。伸び寄りの人には負けるかもしれないけど、悪くない。ターン回りも悪くなかった」と。上田は「井上一輝さんのアドバイスで叩いて、乗りやすい。めっちゃ良さそう。ただ、スローでエンジンが止まるので何とかしたい」と先輩に感謝していた。