江戸川
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圧巻の逃げを見せた石渡鉄兵が優勝/江戸川関東地区選手権
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前検に記者は石渡鉄兵にインタビューをしているが、その時点で「前回の周年のギヤ交換から良くなっているモーターみたい。伸びる感じがしますよ」と手応えを話してくれている。
近況の石渡は「最近はペラもいい感じだと思う」とペラに対しても自信あり。「最近は江戸川ばかり走ってもいたし、これで合わせられなかったどうするのって感じでもあった」と優勝後に話している。その言葉通り、調整の機敏さと的確さが目を引いた一節でもあった。各選手が連日、装着、脱着を繰り返す安定板に戸惑うこともなく、しっかりとしたレース足をキープし続けた。優勝戦も「気温での微調整」だけで臨戦態勢へ。レースでは、スタート展示の気配が良かった畑田汰一の1M全速攻撃は「若いし、来るなって読んでいました」と対応も冷静だった。幻惑されることなくマークを回ってのV逃げ。完勝と言える内容で、最後まで石渡の存在感が光る一節だった。
この優勝で、1月の周年戦の準優勝に続いての記念戦でも活躍。2月中旬にして獲得賞金もほぼ2千万円と上々の滑りだしだ。このあと3月の平和島のクラシック出場の権利も獲得。江戸川・鉄兵が全国を唸らせる1年になるか注目したい。
優勝者コメント・石渡鉄兵
「(優勝は)すごく嬉しいです。信じられないくらい。前検から伸び加減で、いいエンジンだなっていう手応えはありました。2日目のレースで(3R5枠で1M6着から追い上げて2着。追い抜き敢闘賞をもらった)ターン足もいいし、エンジン的な部分では確信も得ました。(息子・翔一郎デビューで)最近はモチベーションがここまで上がるのかという感じもある。すぐ抜かれるかもだけど、まだ息子には威張っていたい。毎年、去年より多くということを思って頑張ってきたけど、キャリアハイは狙っていきたいですね。(GPへも)少しは色気が出ました。(クラシック権利については)哲(山田哲也)にもよろしくと言われていたしホッとしています。二人で頑張って盛り上げられように。思い切っていくだけですね」