馬野耀が自身初の予選トップ通過

海響ドリームナイターのボートレース下関「協同組合下関ふく連盟杯争奪戦」は12日、準優3個レースをメインに4日目を開催する。9Rは予選3位通過の土屋智則、10Rは予選2位の濱本優一、11Rは初の予選トップ通過を果たした馬野耀を本命に推す。まず土屋が逃げて優出一番乗りを果たしそう。GI覇者の実力者は「ギヤケースやって、いい方向に行っている。握り込み、反応の速さが良くなった。周回タイムも出ているし体感、つながり、レース足がいい。これなら十分。今節スタートは見えていると思う。勘通りです」と気配はかなり上向いている。

濱本は今期A1ペースと好調。トップ通過はならなかったが、準優1枠を射止めた。「2日目の後半あたりから、ある程度は目途が立った。足は悪くない。特徴と言う特徴はなくてバランスが取れている。馬野選手が抜けているけど、他とは一緒くらいある」。勝率がないエンジンで特に目立つ足ではないが、普通には動いている。

馬野は絶好調。これまで準優1号艇はあるが、予選トップ通過は初めて。あと2つ逃げれば、悲願の初Vとなる。「行き足がむちゃくちゃいい。伸びは中堅上位くらい。回ったあとの押し感とつながりもむちゃくちゃいい。節イチだと思う」と。スタートも決まっており、準優はパワーで押し切る。