
児島
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5日目の1Rは森岡まき、2Rは若狭奈美子が白星。4日目の喜井つかさに続き、地区選初出場の女子選手が女子王座以外のGIで初勝利を飾った。冷え込んだ中だが、7R終了後に水神祭が行われ、まず若狭がドボン。続いて森岡が派手に水面に投げ込まれた。4日目に2回水面に飛び込んだ喜井は、森岡に続き自らダイブ。女子選手だけでは無理なので、入海馨と末永由楽がかり出され、2人の水神祭をサポートしていた。準優を控えていた守屋美穂は水神祭直前に、「あっ」と気づき、トコトコと駆け付けて参加。GI戦の緊張感漂うピット内に、「きゃ~」という黄色い声が響き渡っていた。喜井は「3人みんな1着が取れて良かった」と地区選での勝利に感慨ひとしおの様子だ。
その後、準優10Rでは女子でただ一人予選を突破した守屋がカドまくり一撃。昨年、各地の周年記念に引っ張りだこだった守屋は「たくさんGIに出させてもらったのに結果を出せなかった。今年はしっかり頑張りたい」と強い決意で臨み、まず中国地区選で優出を果たした。同レースまくり差し2着の妹尾忠幸は16年7月住之江周年以来となる2回目のGI優出。
ホーム向い風でスローが立ち遅れた10Rはダッシュ3艇が上位を占めた。11Rは茅原悠紀が1着だが、冷や汗もの。待機行動中にエンストを起こし、やっとの思いでエンジンをかけ、スタートしたらコンマ00のタッチSだったのだ。茅原は「冷えすぎ。スローだとエンジンが掛からないことがある」とレース後は興奮気味。寒空の中、薄着で長時間インタビューを受けながら、アドレナリンが出まくっていた。
12Rは1コースの上平真二が逃げて勝利。レース後は例によってグッズを取りに行き、落ち着いて取材に対応。最も安定した状態で、優勝戦の1号艇は上平が勝ち取った。岡山勢が5人勝ち上がった優勝戦。大器晩成の上平は昨年4月、三国のマスターズチャンピオンを制し、27年6カ月目にしてGI初優勝。今回はそれ以来のGI優出で、通算2回目のGIVを目指すことになる。
地区選V2の茅原は他地区でGIV8。3日目までは茅原の独壇場だったが、4日目に立場が逆転。地元GI初制覇を目指す茅原の前に、上平が立ちはだかることになった。シリーズ全般のツキは上平にある。だが、準優で最大のピンチを乗り切った茅原に再び流れが変わる可能性もある。それは、風向きだ。5日目はホーム向い風だったが、最終日はさらに冷え込む予報。そうなると、北風がビュービュー吹くことも考えられる。水位は高く、ホーム追い風となれば絶好の差し水面。ターンの魔術師・茅原の鋭角差しが決まる確率は高い。4号艇の村岡賢人は「勝つために、伸びに振る」と今節初めて伸び型に調整することを示唆。追い風が吹けば、茅原にとってまさに勝利の追い風となる。上平のGIV2か、地元エース・茅原の地元GI初制覇か。カギを握るのはズバリ勝利の風。ピンチのあとにチャンスあり。茅原の差し切りVと見た!
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