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当地のエンジンは年末年始のオール岡山で使い納め。今大会は新エンジン4節目を迎えている。エンジン素性を見極めるため、現在は大幅な整備はできない。各選手ともペラ調整やニードル調整、ギヤケース等、できる範囲で機力アップを図っている。機力はまだ未知数。
2連続優出の62号機を乗り継いだ西島義則は「回り足がこない」と5、4、5着。初下ろしで田中信一郎が優勝した31号機は前節・中田元泰が優勝戦でエンスト失格となり、今節から新ペラ。村松修二の6、5、6着が示す通り、完全に足落ちしている状態だ。2節目に桑原悠が優勝した29号機を乗り継いだ船岡洋一郎も、前節・中村日向が初優勝を飾った51号機を手にした井内将太郎も抜群というわけではない。
予選2日目を終えて、3戦2勝でトップタイに立ったのは佐々木完太と茅原悠紀だ。佐々木の68号機は林美憲がシリーズ中盤から仕上げ、前節の久田敏之が予選1位も準優2着で優勝戦は4号艇で4着。優勝戦では一番見劣る足だったが、佐々木はノーハンマーでGI初勝利。2走目でまくり差しを決めた。茅原の44号機は2連対率24%しか残っていなかったが、前回の淺香文武のセッティングとペラを尊重。こちらもノーハンマーで好レースを繰り広げている。前節・宮本夏樹が優勝戦で妨害失格となった15号機は山口剛が乗り継ぎ、1走目こそ5着に敗れたが2走目の2着。2日目ドリームのイン逃げでの好タイムに力強さが見て取れる。
そんなエンジンの流れを知っているのが、新エンジン2節目に当地を走っている地元勢、岡瀬正人、山本修一、妹尾忠幸、井上大輔の4人だ。岡瀬は前回、1走目にFを切り戦線離脱。妹尾は負傷帰郷となったが、井上と山本修は優出を果たした。各自が2節前の足色を把握しており、今節に活かされている。面白いのは、岡瀬の乗っていた39号機を井上、井上が伸び型に仕上げた46号機を岡瀬が引いたことだ。岡瀬は井上の伸びを残しつつ、自分流に調整。井上は伸び型のスタイルに特化させている。先輩の岡瀬は「井上は僕のペラをすぐに叩き変えたが、僕は尊重している」とニヤリ。井上は「僕は岡瀬さんのようになれないから、自分のスタイルを貫くことしかできない」とやり返していた。岡瀬は地元勢から「まむしさん」と呼ばれるしぶといレースが真骨頂。一方、井上は伸び型でガンガン攻めることが売りで、2人は真逆なのだ。
そんな2人がエンジンとペラをそっくり交換して臨むことになった今大会。元々力のある39号機は井上のペラで強力な伸び型に仕上がり、2日目は井上が5コースまくりで2着。辻栄蔵の6コースまくり差しを呼び込んだ。岡瀬は7Rで差し1着と好気配。地元岡山勢が総力戦で挑む今大会。伏兵の岡瀬と井上がキーパーソンになりそうな予感がする。
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