北川潤二
北川潤二

常滑

北川潤二が優勝戦の1号艇をゲット

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ボートレース常滑「スポーツ報知杯争奪第13回ビクトリーカップ」は23日、準優勝戦が行われた。10Rを勝てば優勝戦1号艇だった吉田裕平は、スリットで勢い余って痛恨のF。続く11Rでは北川潤二がコンマ11のトップSから逃げ完勝。吉田に代わって優勝戦の1号艇を手にした。「回り足はすごくいいと思う。スムーズだし、押す感じもある。行き足もいい。伸びは普通ですけど、自分好みの足に仕上がっている。後はSに集中するだけ。天候が悪くなっても気にならない」と、前走の芦屋に続く今年2回目のVへ視界良好だ。

予選トップ通過だった西村拓也は準優12Rでチルト2度の高倉孝太のまくりを受け止め、2マークは汐崎正則を差し返して1着ゴール。前半の4着が響いて、優勝戦は2号艇となった。「出足はしっかりしていると思う。伸びも悪くはない。チルト0のわりに伸びないが回り足、出足はいい。ただトップ3には入らないかな。江戸川は得意だけど、あそこはパワーがあるから。こういう普通の場での荒れた水面は得意ではない」と。最終日は荒天の予報で、そこが不安材料となっている。

準優10Rで繰り上げ1着となったのは加藤政彦。「ここまでノーハンマー。エンジン自体が良く、バランスが取れている。出足寄りと思っていたが、伸び型で他の人より少しいい。Sはしやすく、行けている方だと思う」と悪くはないが、内枠勢と比べると見劣りする仕上がり。紅一点の4号艇・向井美鈴も「いいとは思ってない。最近はいつも出てるので、それを思うと不満です。男子相手でも伸びは一緒か少し下がる。足合わせでは出足はいいけど、自分では出足も納得いってない。最終日は水面も荒れるし、これまで散々やってきたので上積みはあまり期待できないかも」と軽量のアドバンテージは感じられない。

5号艇の汐崎正則は、「足は普通は十分あるし、ペラ調整でターンのかかりやグリップも良かった。チルトをマイナスにしたが、優勝戦は0度に戻すつもり。その方がスリットの足がいいので…」と話し、石田章央は「足は劣勢だったのが、整備とペラの調整で普通ぐらいになった。乗り心地も悪くない。最終日の天候と気温に合わせて、ペラの調整をする。Sは行き足が良くないので、一度放るといいSにならない」と。両者は機力・枠的にも展開頼りとなりそうだ。

優勝戦の出走表はこちら 常滑12R

前日とのランク変動を表しています。
...2ランク以上UP
...1ランクUP
...変化なし
...1ランクダウン
...2ランク以上ダウン
エンジンパワーランキング
6超抜級 杉江 浩明
5上位級 滝沢 芳行 富永 正人 北川 潤二 西村 拓也 高倉 孝太
4中堅上位級 平野 和明 坂元 浩仁 加藤 政彦 伊藤 紘章 深見 亜由美
3中堅級 野中 義生 武田 正紀 清水 紀克 大石 和彦 石田 章央 久田 武 汐崎 正則 向井 美鈴 黒柳 浩孝 吉島 祥之 丹下 将 服部 達哉 廣瀬 真也 東口 晃 前田 紗希 吉田 裕平 高井 雄基 沼田 大都
2下位級 鈴木 茂高 小西 英輝 鎌倉 涼 本多 宏和 井手 良太 金子 和之 八木 治樹 櫻井 優
1ワースト 笠野 友紀恵 飯島 誠 寺田 空詩 松田 真実