平尾崇典、新田雄史が得点率首位で並走

新エンジン2節目の「清酒金陵杯」は25日、予選最終日の競走が行われる。ホーム左前方からの向い風が強く、安定板着用の可能性もあったが装着するまでには至らなかった。予報よりも穏やかな水面でレースが行われた。

3日目を終えて、5走オール3連対の平尾崇典、5走オール2連対の新田雄史が得点率9.40としてトップタイに並んだ。1着回数の差で首位の平尾は、前検日から破格の展示タイムを連発。「エンジンは悪くないんじゃないですか。ギヤケースも点検したけど触る必要がなさそう。いい部分ががあるのでそこは活かしたい」と話す。新田は「伸びは弱い。出足に偏った仕上がり。トータルで見れば悪くないと思う」と話す。得点率9.20の興津藍が3位。ただ、4日目は平尾、新田とは違って予選は2走を残している。その両方が本命級の番組なので、平尾と新田が2着以下で興津が4日目連勝なら得点率トップの入れ替わりがある。4位の市川哲也は得点率8.00と上位3人とは大きく差があるので、準準優1号艇争いは上位3人でほぼ確定。通過順位が焦点となる。準優ボーダーは6.00が濃厚。

また、4日目は天気は回復して、最高気温は10度近くまで上がる予報でその辺りも勝負に影響するかもしれない。