23日の3日目は中止順延、最終日は27日

新エンジン2節目の「清酒金陵杯」は24日、1日の中止順延を挟んで、予選3日目の競走が行われる。

22日の2日目は強風のため全レースで安定板を装着。1、2、12Rは2周競走、他のレースは3周で行われた。安定板が付くとパワー差は小さくなるのが定説だが、スタートがそろわずにまくりの決まり手が普段以上に増加。2日目は逃げが3本なのに対して、まくりは5本も決まった。そのうちの2つを稼いだのが興津藍だ。5Rは3コースから、11Rは5コースからまくり一撃。スリットで内側艇の方が前にいても、その上を行き切るのだから、よほどペラが合っていたのだろう。

3戦2勝の下寺秀和は、まだ1号艇を消化していない状態でこの成績。「少しマイ過ぎだけど足はいい」と話す。周囲の選手からは出足、行き足で高い評価を受ける。節イチを争うのは平尾崇典、津田陸翔で変化なし。伸びだけなら2人互角だろうが、出足からのつながりや手腕も加味すると平尾の方が良さそうに映る。もちろん、津田も「ノーハンマー」であの怪力。初の予選突破も視界に入る仕上がりだ。

24日も引き続き向い風は強め。安定板の装着はありそうだが、3周、または2周で競走はできそうな水面状況となりそう。そして、9～11Rで発走時間が変更されているので要確認を。