赤岩善生がドリーム戦快勝

初日は強い向い風コンディション。1Rから安定板が装着され、4Rから2周競走で行われた。そんな中、連勝発進を決めたのが佐藤悠。「後半は1番が握ってくれて展開が良かった。エンジン自体も悪くないと思ってるので、ペラを合わせられれば出ると思う。今日は板が付いてるので何とも言えないけど、ソコソコは合わせられてると思う。もう少しペラは合わせたい」と。現状でもレース足の良さが光ったが、さらなる上積みを求めて微調整に臨む。

地元エース赤岩善生が予選ドリーム戦を快勝。前半はコンマ46とSで出遅れたが、そこから追い上げ2着。ドリーム戦はコンマ06のトップSと横綱相撲だった。「前検からエンジンをばらして整備をして、ペラも叩いて舟足は全体的にいい。ペラはこの状態で焼きを入れたい」と早くも納得の仕上げに到達だ。2着の前本泰和は、「よく分からないけど、まあまあじゃないかな」と。お茶を濁す格好となったが、この水面では本当に感触はつかめていないのかも。

他では59歳のベテラン内山文典が2、2着と奮闘。「結果は2着2本でいいけど、本当ならピンピンのレースだったよね。でも、あれはエンジンで抜かれたんじゃなく、テクで抜かれた。前検から何もやってないし、足は悪くないよ」と。抜かれた相手が仲口博崇と菊地孝平のSGレーサーなら仕方がない。内山も大健闘と言ってもいいだろう。