山崎郡が得点率トップをキープ

4日目は準優ベスト18へ向けて予選最終日の攻防が行われた。得点率トップで4日目に挑んだ山崎郡は、3、1号艇の2戦を2、1着としっかりまとめて首位をキープ。準優12R1枠を手にした。機力も「今日もしっかり試運転して、自分なりにはまあまあだと思います。エンジン的には十分だと思います。エンジンがいいからどっちにも反応する。伸びに振れば伸びがくるし、出足にふればきます。足は全体にいいですよ」とほぼ盤石。準優は逃げて鉄板レースを演出しそうだ。

もう一方の主役候補・秋山直之は、前半4R5枠戦で不良航法を伴う転覆を喫してV戦線から離脱。得点率2位は地元の山谷央となった。相棒はザ・中堅級の74号機だが、さすがは当地屈指の調整巧者。素晴らしいレース足に整えてきた。レース後は「今、良かったね。グイッと行った。究極のバランス型を目指しているんだけど、割とそれに近づいているんじゃない？乗りやすいし、展示タイムも出ているしね。まぁ、展示タイムほどストレートはそこまでじゃないんだけどね。多分、実戦足が欲しいと思ってそこが来てるんじゃないかな」と調整が巧くはまってご満悦。ただ、準優11R1枠戦は6枠に西田靖が構えるだけに、前付け対処が鍵となってきそうだ。

得点率3位には実力者の馬袋義則が浮上した。4日目はイン戦をきっちり逃げて2勝目をマーク。「冷えている状況の方がいいですね。乗っている感じが良くなったし、ターン足も今なら悪くないですよ。伸びは今の柘植政浩選手とかいい人には少し行かれる感じ。ただ、レースではそこまでやられるという感じでもないですよ。Sも上がりの部分が良くなって、その辺の足も改善していますね」と気温低下は恵みとなったようだ。準優は10R1枠で登場する。