荒井輝年
荒井輝年

江戸川

荒井輝年が断然人気に応える完全V

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今節は比較的穏やかな水面コンディションだった。最終日は全レースで安定板が装着されたが、最大波高は10cmで波立つ条件ではなかった。

優勝戦は7連勝の完全Vを目指した荒井輝年が断然の人気を集めた。レースではその荒井がコンマ22の6番手スタート。スリット付近では、3コースの森定晃史がのぞく雰囲気を見せたが、荒井が力強く伸び返して先に回ると、差されずまくられずのしっかりしたターンで一気に決着をつけた。森定はまくり差しを入れようとしたが、2コースの秋山直之がうまくカットしながら差して追走。森定は前が詰まってスピードダウンし、2番差しの飯島昌弘が3番手追走となった。外枠の芦澤望高橋直哉はともにコンマ12のトップスタートを決めたが、展開も見せ場もなく終わった。

勝った荒井は昨年6月の宮島以来、通算では63回目、当地では8回目の優勝。今節はエース機39号のパワーを存分に発揮して、自身初のパーフェクトVを達成した。荒井の活躍もあって、39号機は2連対率を40%近くまで上昇した。当地では来年1月に周年記念、2月には地区選が行われる。それまでに2連対率がさらに上がっている可能性は十分にあるだけに、今後も大注目のモーターとなりそうだ。

優勝戦の結果はこちら 江戸川12R