精神的な余裕を結果につなげたい馬場貴也/福岡ダイヤモンドカップ

序盤から機力劣勢を嘆いていた馬場貴也だったが、最後に帳尻を合わせるあたりはさすが今年の賞金ランク1位。準優12Rでは2艇がフライングに散った中、冷静な立ち回りを見せて1着ゴール。優勝戦は3号艇となった。「Sは展示と同じような見え方だったので放った。序盤に比べると上向いてはいるけど、優勝戦の中では中堅だと思う。でも出足は最初を思えばかなり上向いている。思い切ったレースがしたいですね」と表情を引き締めていた。

グランプリ出場へ優勝条件の1号艇茅原悠紀を始め、メンバーの多くが賞金争いの真っただ中。そんな中、すでにグランプリ2ndからの登場に当確ランプを灯しているのは、大きな強調材料だろう。馬場自身も「そこは強みだと思う」ときっぱり。今年7Vのうち、5Vが1号艇以外での優勝。近況の決定力は茅原にとっても脅威となるだろう。

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