磯部誠
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丸亀

磯部誠はグランプリ出場が確定/丸亀京極賞

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賞金ランク17位で前検入りした磯部誠の本音は「1円でも多く稼ぐ」ことだった。6号艇の初日2Rで勝ったときも、2日目を終えて3戦2勝、2着1回の成績でも変わらなかった。「白井(英治)さんのパワーが別格で」。そう、序盤の主役は初日にまくりで連勝した白井英治だった。2日目のドリームも逃げ切って3戦3勝。誰もが白井のVだと思った。

ところが、3日目のレースで接触した後にペラ交換へ。これでシリーズの雲行きがガラリと変わった。磯部も「途中からは記念初優勝を狙いに行った。記念は獲ったことがなかったから」。20年のびわこヤングダービー、今年2月のとこなめ東海地区選手権は勝っていたが、記念タイトルはまだなかった。予選トップ通過を決めると、準優、優勝戦も集中力を切らさずに逃げ切った。「丸亀はGI初優出(18年周年記念)、SG初出場(同メモリアル)の好相性水面。優勝できると思って臨んだ」という。この優勝で1000万円を加算して、賞金ランクは12位まで上昇。グランプリ出場が事実上当確となった。「グランプリはまだ味わったことがない場所。これから考えます」と当地を後にした。

優勝者・磯部誠のコメント

「丸亀は相性がいいので絶対に勝てると思って臨んだ。スタートは全速ではなかったけど、山口剛さんも全速じゃないと思う。ターン回りに関しては節イチだったかも。優勝戦は正直、回転が上がり過ぎ。やばいと思ったけど勝てて良かった」

優勝戦の結果はこちら 丸亀12R