高倉和士が今年初V＆当地初Vに王手

熱戦を展開してきた「九州スポーツ杯争奪戦」は26日が最終日。5日目の準優では大峯豊が2着に敗れる波乱があった。大峯は「やっぱり足は足りていない。全然です。最初を思えば良くはなっているけど佐々木和伸さんにはだいぶ出られた。上の人とは差がある。優勝戦に入っても弱い。ペラはガッツリ叩いていく。足が良くない分、Sは届いていない」と肩を落としていた。優勝戦は4枠。地元の意地を見せたいところだが、もう少しエンジンを出したい。

準優9Rで逃げたのは山田康二。「抜けている部分はなくて中堅。優勝を目指すなら底上げが必要」と、こちらも納得の足ではなさそう。準優11Rでは予選を首位で通過した高倉和士がゼロ台のスタートを決めて圧勝。「出足も伸びも良くて上位級だと思う。不満はない。気象条件に回転を合わせる。スローの方がスタートはしやすい。優勝戦はスタートを決めて自分のターンをするだけ。逃げ切る足はあるし後は自分の問題」と力強いコメントを出した。

優勝戦の本命はその高倉。伸びは抜群でここも逃げる。焦点は相手探し。