唐津
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安河内将が王道のイン逃げV
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「第10回サッポロビールカップ」は12Rで優勝戦が行われた。宮地元輝が3カドに持ち込むかと思われていた優勝戦だったが、策を練ったのは4号艇の中辻崇人だった。「十分に戦えるけど決定力がない足」と、そのままでは面白みがなく、3日目に続くチルト3度の伸び仕様にチェンジ。レース巧者で大外一撃も期待されたが、不慣れなセッティングで痛恨のスタート遅れ。「足は全部いい。特に行き足は良すぎてスタートは落としてばかり」と、新エンジンをいち早く整えていたイン戦の安河内将が遅めのスタートから伸び返して王道V。2着は宮地、3着は高倉和士だった。若松と尼崎に続く一般戦3節連続優勝を目指していた中辻は、普段使わないチルト3度でスタートが決まらなかったのが痛かった。2連単1-3は270円(1番人気)、3連単1-3-5は1020円(3番人気)。
安河内は9勝、2着2回のオール2連対で2019年4月のルーキーシリーズ以来となる地元優勝で、今年初、通算では7回目の優勝を飾った。