首位争いを制したのは永井彪也！

僅か1ポイント差で大注目だった秋山直之と永井彪也の首位争い。秋山が4日目2、1着に対して、永井は見事に連勝。逆転で得点率トップは永井となった。ストレート威力は強烈で、対戦相手たちからやる気を奪うレベル。永井自身は「変わらないですよ。気温とか変わるんでその都度、調整はするけど、足はいいです。後はスタートですね。質のいいのが行けていない。その辺の行き足が整えば言うことはないです。全部がいいと思います」と話す。確かに今節の永井は珍しくスタートにバラつきがある。巻き加減の不安定な風が終日吹くことが多く、これが永井を悩ませているようだ。

2位となった秋山は準優11R1枠。2、3枠に栗城匠、北山康介と東都の速攻派たちが並び、強敵となるか。予選3位は田中豪。相棒は看板22号機で「足は普通か、ちょっといい」と言うコメントに終始していたが、4日目はついに調整がフィット。初勝利となった10R後は「初勝利ですね。22号機だから、2着しか取れないと思っていた(笑)。良かった。スリットの足はすごくいい。思っているより前に行っている。自分の感覚とは違うんだけど、周りより前に行けるし、余裕がある。Sは今もだいぶ気を遣って行ったんですけどね。それでも出ていた。乗り心地とか、回り足とかは普通かな。悪くはないけど、自分の理想としているバランスの良さを求めたい。だいぶいい感じにはなっていますけどね」と機の手応えに笑顔。準優は10R1枠で、パワー逃げ披露となりそうだ。