江戸川
江戸川
展開を捉えた石川真二が優勝!!
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5日目は1日を通して安定板を装着して、2周戦で行われた。最終日は6R以降で安定板が使用されたが、最大波高は10cmとそこまで荒れなかった。
優勝戦で人気を集めたのは、絶好枠の池田雄一。今節は4日目に節一宣言が出ており、パワーが充実していた。レースではその池田がインからコンマ11の好スタート。ただ、3コースの深井利寿がコンマ25とへこんでしまい、カドからコンマ10のトップスタートを決めた北山康介が内に襲いかかる展開となった。池田はこのまくりに抵抗気味に回ったが、バランスを崩して転覆。まくった北山がバックで先頭に立った。しかし、北山は2Mでターンマークに接触。外マイから追走していた石川真二が差して北山の内に舟を届かせた。2周1Mは事故艇があったため、ここで決着。石川が不利な6枠で優勝を果たした。北山は悔しい2着。稲田浩二は2M全速で鳥居塚孝博を抑えて3番手を確保した。
勝った石川は3月の芦屋以来、今年2回目の優勝。通算では91回目で、当地は3回目の制覇となった。昨年の最多勝男となった石川だったが、今節は勝ち切れないレースが続いた。それでも最後まで諦めずに調整をして、最高の形でシリーズを締めくくった。普段とは違うレーススタイルで、石川のダッシュ戦が見られるのは当地だけ。次に参戦する時も、底力十分の走りに注目したい。