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新モーター1節目となった今シリーズ。序盤から戦線をリードしてきた佐々木完太が1号艇を手に入れ、デビュー初Vをかけて優勝戦に臨んだ。
エンジンには絶対の自信を持っていたが、F持ちが影響してSが不安定だった佐々木。スタート展示はコンマ02と会心のSを決めたが、本番ではコンマ18と後手。一方、師匠の吉村正明はコンマ09のトップSからのぞいて1Mはまくり差しを選択。一瞬、入ったかのように見えたが、バックはエンジンで上回る佐々木が辛うじて引き離し逃走。念願の初優勝を達成した。2着は吉村で、師弟でのワンツーという嬉しい結果に。佐々木は2017年にデビュー、11度目の優出で悲願の初Vとなった。
佐々木と同じく快速だった藤原菜希もピット離れから注目されたが、飛び出すほどではなく枠なりの3対3に落ち着いた。レースも川尻泰輔に2M差されて4着となった。
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