シリーズリーダー丸岡正典がV戦1枠！

丸岡正典は首位の座を一度も明け渡すことなく、優勝戦の1号艇を手にした。3日目の前半レースは3着で連勝は止まったが、予選ラストは白星締め。「出足と回り足が良くて、乗りやすいです。伸びて行くことはなくて、伸びは田路朋史選手の方がだいぶ良いと思う。スタートのしやすさはあるし、まくられないように行きたい」と速攻Vを狙う。

快速48号機を駆る田路朋史は2位で優勝戦に進出。「今は手前に来て、レース足がいいですね」と序盤のパンチ力は落ちたが、2コース向きの仕上がりになっている。田路も「いいターンをすればチャンスはあると思います」とVへ向けて鼻息は荒い。

中澤和志は3位で予選を通過した。「田路朋史選手とは違うけど、赤プレートの鈴木雅希君とは同じぐらいある。回っている感じとか、ターン系はいいと思いますよ」と生命線であるターン回りには合格点をつけた。更に「田路朋史選手の外の方がいいからね」とニヤリ。展開次第では突き抜けてきそうだ。

2日目まで得点率4位に付けていた岡村仁が前半で大敗すると、5位だった芹澤克彦も5着に沈んで優出争いから脱落。逆転で優出を決めたのは河合佑樹、谷野錬志の地元両雄。河合は3日目2、1着として4位でフィニッシュ。「バランス型で悪くないです。ただ、現状では優勝出来る感じではないので、特徴を付けたいですね。本体を点検してみます」と更なる上積みを狙う。谷野は得点率6位でギリギリ滑り込んだ形となったが、仕上がりには手応えを得ている。「3日目が一番合っていたし、微調整の範囲。全体に中堅上位で、どちらかというと伸び型です。スタートは地元なので、大丈夫」と大外からでも見せ場を作ってくれそうだ。

藤山雅弘は「3日目は少し違和感がありました。握り込みが重かったですね」と気配落ちも着は崩すことなく、5位で優出。最後まで侮れない存在となりそうだ。