ドリーム戦は丸岡正典が抜きで勝利！

初日は雨模様、気温も冷え込んだが、前検で好感触を得ていた選手が活躍した。「勝率はないけど、以外にイケてるね」と話していた矢橋成介は、開幕戦を豪快まくりで制すなど、2連対発進を決めた。「いい足をしているかは分からないけど、勝率以上に動いている」と話した。良機11号を駆る小森信雄は2Rでまくり差しで白星奪取。「スタートしてから追いついていたし、1Mも入ることが出来た。やっぱり悪くないね」と前検で得た感触通りの舟足にニッコリ。同じレースを走った選手からも「小森さんには伸びでやられました」と、小森の舟足を高く評価する声が聞こえた。伏田裕隆はチルトこそ下げたが、前検で話していた通りの伸び足を披露。6Rのイン戦では「完全に差されていたけど、足勝ちですね。行き足が良くて、伸びにもつながっていると思います。浜名湖は合いますね」とアピール。橋口真樹は「田路(朋史)選手の次ぐらいあります。回転を止めてグリップや回り足が良くなりました」と、白星には届かなかったが納得の表情見せた。48号機を駆る田路は連勝を飾った。初戦はまくり差しで突き抜けると、後半のイン戦では三浦敬太がスリット先制して1Mは苦しい展開になったが、強パワーを発揮して押し切った。「出ています。回った後の足が特にいいです。スリット付近も半分ぐらい出ると思います」と、初日から快速モードに入っている。

良機が出回らなかったドリーム組だったが、前半レースは貫禄を見せた。トップバッターとして出てきた仲口博崇は良機多数の3Rで3着。中澤和志は4Rのシード番組を制した。河合佑樹も鋭い差しハンドルで1着。谷野錬志は道中逆転で3着とした。丸岡正典はまくり差しで抜け出して白星発進。椎名豊は気配こそ微妙だったが3着に入り、しっかり舟券に絡んだ。そして、12Rのドリーム戦は絶好枠の丸岡が抜きで制した。1周バックは中澤、河合にまくり差しを許したが、2Mで絶妙なターンを見せて首位を取り戻した。丸岡は「前検よりだいぶ良くなっていますね」と、初日の舟足を振り返った。