丸岡正典が無傷の4連勝！

丸岡正典の勢いが止まらない。初日に連勝発進を決めると、2日目は前半でまくり差し、後半は2コースからのジカまくりで4連勝とした。前検は一息の舟足だったが、大幅な上積みに成功しており、出足、行き足、回り足は高いレベルになっている。「伸び型の選手にはやられるけど、スタートがしやすいし、ターン回りもいいです。満足しているし、ゆっくり寝られそう」と素性以上の仕上がりに納得の表情を見せた。得点率は10.50で、もちろんトップだ。

目立つ舟足はない中澤和志だが安定の航跡を残しており、得点率2位に付けている。特に後半に見せたまくり差しは「道が空いていたね」と謙遜したが、見事なハンドルワークだった。ただ、やはり舟足は平凡で「普通ぐらいだね。スリットは田路朋史選手より前にいたけど、1Mまでには自分より前にいたよ」とジャッジした。

丸岡と同じく初日連勝を飾っていた田路朋史は2日目前半で2着に敗れ、連勝はストップ。後半も3着で2日目は未勝利に終わり、得点率は3位に付ける。それでも舟足は「エンジンは良くて、全部の足がいいです」と変わらずトップレベルだ。

地元の大将格である谷野錬志、河合佑樹は7、8位で、3日目は逆転での優勝戦進出を目指す。谷野はドリーム戦で大敗したが、2日目は1、2着と巻き返しに成功した。舟足に関しても「戦えるぐらいはある」なら、6強入りが期待できる。河合は展開が向かずに着を落としたが、「仕方ないですよ」としっかり切り替えている。「体感は合っていなかったけど、足自体は悪くないです」とこちらも優出は十分ある。

地元勢では芹澤克彦が奮闘している。前半レースはイン逃げ不発だったが、後半は展開を捉えてまくり快勝。得点率は5位につけている。舟足には少し不安を残しているが、3日目は4Rシード番組の3号艇1走。優勝戦進出に向けて、結果を出したいところだ。